マイホームという投資
投資の話を聞かない日はないですが、日本も銀行預金一辺倒から脱出なるか!?
投資と言えば、株式、NISA、金、不動産…
インフレに強い投資先として不動産が挙げられますが、なかなか素人の方が賃貸投資も難しく、時間や労力をとられ面倒ですよね。
不動産で安心して投資したい時には、マイホームを投資目線で購入する。
これなら素人でも挑戦できそうです。
何と言っても、投資にはそれなりのお金が必要です。
マイホームを購入するには、たとえ住宅ローンを借りようが、数千万もの買い物になり、大きなお金が動きます。
これを投資と見ないで何とする。
私はこれまで自己所有として数々の物件を売り買いしてきましたが、損をしたことは一度もありません。
必ず出口を考えた購入をしているからです。
「夢のマイホーム」「一生の宝物」なんてキャッチフレーズに心踊らされるわけですが、マイホームが多くの方にとって一生に一回の高額な買い物であることは間違いないです。
ですが、踊らされ過ぎて一生に一回だから!!どうせなら!!と設備のランクをあげたり、見た目にこだわりすぎたりすると100㎡の家でもあっという間に4000万円の大台を超えてしまいます。
もちろん、現金をたっぷり持っている方や、安定した高収入がある方は、4000万でも5000万でも好きなように夢を叶えてもらっていいのですが、
「イマドキ」時代を考えると、無謀な買い方はやめたほうが無難です。
おかしなもので経済的にゆとりのある方は、特に無謀な買い方はしないようになってきています。
バブル期はどれだけ立派なマイホームを持つかが富の象徴だったわけですが、今の時代は本当にお金を持っている人は見栄など持たずに賢く生きておられます。
先日もあるお客様が「物欲は一切ありません!」とおっしゃっていました。お金持ちの方からよく聞く言葉です。
やはり共通して出口戦略を視野に入れておられます。
マイホームは一生住み続けようと思って買いますが、長い人生の中、ライフスタイルに変化が起きることは誰にだってありえるのです。
そんな時にマイホームが足かせにならないように、ある程度先を見越した買い物をするのは当然のリスク回避です。
10~20万の家電を買う時、iPhoneを買う時だって、それなりに10年後の事とか数年先の買替えについて考えたりしますよね。
マイホームを投資として考えるには、無数のパターンがあり、立地その他あらゆる方面から見抜く事が必須です。
株式で四季報や企業の将来性を読み解くのと同じです。
大人気の町内にある物件でも、私なら絶対に買わない…という物件もありますから。
気になる物件があれば、いくつかピックアップして良し悪しを相談されるといいと思いますよ!
お気軽に『窪多』まで