子育て世代の住宅取得を応援する、こどもエコすまい支援補助金が、2023年9月28日をもって終了しました。

補助金説明に追われた、全国のハウスメーカー営業マンはホッとしていることでしょう。


政府にはこのような予算切りの補助金制度は、今後やめてほしい。

もしやるなら、是非期限で切ってほしい。

〇月〇〇日まで申請した人は、条件が合えば皆さんもらえるという形が望ましい。

もらえるもらえない、補助金説明ばかりに焦点がいき、本来の家族のためにマイホームを買うという純粋な思いが途切れがちになる予算ありきの制度はいりません。

お客様が可哀想です。


今回補助金は100万円、確かにあるのとないのでは大違い。私もできる事ならほしいと思うでしょう。

しかし、補助金のために家を買うんじゃない、ゆたかな暮らしを手に入れるために家を買うのである。

補助金をもらうもらわないでややこしく気分が悪くなり、せっかくの楽しいマイホーム購入イベントが台無しになってしまうのは避けたいです。

このような補助金、助成金は住宅取得に限らず、事業者向けなど、あらゆるところでありますが、申請は複雑なものが多く、申請が却下されることは、もはや大前提です。


私も工務店さんに補助金をもらえると言われて、住宅新築時に補助金申請しましたが、結局もらえませんでした。

確か80万円もらえる事業者向けで、業者サイド(金融機関)が申請する補助金制度でした。

不備があったのか、そもそも条件が合わなかったのかわかりませんが、結果はもらえませんでした。

当然、それに向けて設備は整えたので80万円以上のお金はかけました。でも結果はもらえなかったのです。

このようにもらえるかもらえないか、もらえるまでわからないのが補助金、助成金です。


もらえた人は超ラッキー。もらえなくてもガッカリされずに…。

マイホームを手に入れた事に大いに喜びを感じていただきたいと思います。

だって、誰でも彼でもがマイホームは持てないんですから。

中古であれ新築であれ、マイホームを買える、持てる人はラッキーなんです。

どんなに年収があっても病気があればローンが組めないし、その他にも社会情勢で購入時期が合わない人、勤務先によっては購入時期を逃す人、買いたくても買えない人は、世の中にはたくさんいるのです。


また、このような複雑な補助金や助成金申請代行する国家資格者専門職がいます。当然、資格者に依頼すると事務代行手数料の料金がかかります。

資格者が申請するほど複雑なものであるということを、是非理解していただきたいと思います。

申請内容は、プライベートな金銭的な内容や時系列を質問されたり、必須項目も多岐にわたり、お客様当事者しかわからないことや、人には言いたくない事ばかりです。

そこでお客様と申請者で情報の行き違いがあったりすると、もらえる補助金ももらえないという事にもなります。

現実に、補助金申請では、「もらえるって言うから買ったんだ!」とハウスメーカーとお客様で裁判になった例を県内でも多数聞いています。

補助金等が気になる方は、まずは役所で、ご自分がどんな補助金がもらえるのか?当てはまるのか相談されてください。