円安から円高へ? 今後の不動産市場は
円安円安…1ドル160?200円いっちゃうの?
投資に向けた印象操作、煽り、ありえない噂が飛び交っていましたが、ようやく円高へ、というか元の相場に戻りつつある雰囲気が出てきました。
金利はどうなるの?不動産価格は値上がりするの?今後どうなるの?という質問はよくいただきます。
金利と金融機関選び
固定金利については微妙に上がっていくでしょう。
全国的な話、現時点では住宅ローンで固定金利を選ぶ人はいません。9割以上が変動金利を選んでいます。
弊社に限っては100% 3年固定型変動金利を選んでおられます。※2年固定型もたまにあるかな。
変動金利の今後は読めません。固定金利が上がると変動も同時に上がると思っている方がいますが、そう簡単なシステムではないです。
個人的には、超ミクロでは上がると予想しますが、マイナスがゼロになる程度はありえるでしょう。
正確にいうと、金利は住宅ローンによって違いがあったりするので、どの銀行で借りるか?地銀なのかネットなのか?その中でもどのローン商品を選ぶかによっても大きく違いがあります。
最終的に総支払額にも影響します。一時的な低金利で1万2万の得を選んでもしょうがないですよね。トータルで物事は見ないといけません。
0.2%台だから!低金利で安心というものでもないので、住宅ローンに詳しい私に相談してください。
また、住宅ローン商品は日々進化します。特にネット銀行はコロコロ内容が変わるので要注意。
SNS情報を鵜呑みにするのは超危険です。
先日もあるSNSで、全く違う説明をしているのを発見しました。
結構有名なインフルエンサーで、素人さんが、これ信じちゃってるとヤバいなぁと思いましたね。。。
不動産価格は値上がりするのか?
値上がりします。
2024年問題、働き方改革の最終章になります。
一般の業種では2015年から実施されている残業時間の制限ですが、2024年4月以降、猶予期間のあった物流運送、建設、医療業界も残業制限が始まります。
それによって人件費の高騰がおこり、巡り巡ってすべてのものに価格が転嫁され、値上がりは必至です。
目に見えて価格が倍になれば消費者にもわかりやすいですが、価格が倍になると誰も買わないので、中身や原材料の質を落として価格はあまり高くしない戦略に出ます。
弊社で販売中の新築建売住宅は、全国でNO.1の販売棟数があるため、大量仕入れによるコストダウンが可能なため、まだなんとか価格を抑えていますが、それでも昨年に比べると200~300万円高くなっています。
また、中古住宅も高いですね。
同じ4LDKで比較すると弊社の新築住宅と変わらない価格帯になってきています。
昨今では大規模なリフォーム住宅の出現で、築40年50年でもそれなりの高値に落ち着いてきています。
それを一般相場と勘違いした素人の売主さんが、リフォームもしていない中古住宅にも、それだけの価値があるのでは?あわよくば高値で売れるのでは?と高値中古物件もでてきています。
現実は、リフォームしていない住宅は高値では売れませんので。。。
様々なものが値上げしていく時代を見据え、若い方も、中高年の方も、結局「マイホーム取得」を考えています。
若い方は無駄なアパート家賃を払いたくない。一日でも早く自分の資産作りにシフトしたい。
中高年の方は、老後の住まいの確保に一日でも早く動きたい。
そんな相談が増えました。
結局は住む場所が何より大事ですもんね。
ホームレスにはなりたくないので、早いうちから自分の城を持ち、地道に暮らすことが一番いいですよ!
お気軽に『窪多』まで