地震災害にあったら住宅ローン返済はどうなる?
東日本大震災以降『被災ローン減免制度』が策定されました。
これにより大震災で被災した、住宅ローンを借りている方や、事業資金を借りている方など、条件を満たせば借金が減免されるようになりました。
通常では、ローン支払いができなくなると、『自己破産』『個人再生』などの法的手続きに頼ることになるわけですが、被災ローン減免制度では、財産を手放す事無く、債務の全部または一部の減免が受けられます。
この制度のメリットは
1.自己破産するよりも財産が多く手元に残る
2.信用情報登録機関、いわゆるブラックリストに登録されない
3.保証人に請求がいかない場合がある
4.制度の利用が無料
利用できる条件としては、災害救助法の適用された災害に罹災していること。支払い不能であること。災害にあうまでは真面目に返済がされていること、自己財産内容を誠実に開示すること。などなど色々あります。
一般的には、借入先金融機関に制度利用を同意してもらい、調停申し立てを行います。
このような制度があることを知らずに、新たなローンを組んでしまい二重ローンに苦しんだ方も多いんですよね。
災害時は、情報も錯綜し、どう対処していいのかわからなくなりそうですが、義援金や弔慰金などで慌てて返済、支払ったりせずに、落ち着いて行動なさってください。
そのような緊急事態で、1回2回返済が遅れたとしても、どうにでもなります。債権者と話しあえば理解してもらえるでしょう。
災害時のローン返済を心配される質問が多いので、ご参考まで。
災害でなくても、住宅ローンでは、ちゃんと返していけるのか心配というお悩みが非常に多いです。
途中で払えなくなるんじゃないか? 万が一、離婚したらどうなるんだろう?長い返済期間になるわけで、不安は尽きないでしょう。
漠然とした不安に対しても、どのような考え方があるのか、心構え、どんな対応が最適なのかをお伝えしています。
お悩み解決して、安心してマイホーム購入なさってください!
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