「ジャニー喜多川氏の性犯罪事件」では、喜多川氏の犯罪行為と同時に、そのことを公共電波を独占しているメディア側が忖度で報道してこなかった重大さ、責任を問われています。

「忖度」

安倍政権時代の森かけ問題から度々耳にしますが、

なんでもかんでも「忖度」という言葉で片づけ、曖昧な言葉で流したほうが無難という考え方が、私は苦手です。

何故このような「忖度」が生まれるのか?

あるメディア側の話では、真実を聞きたい!インタビューしたい!と思っても、「嫌な質問をするなら、今後の取引きは無し」というやり取りが裏で行われ、聞きたくても聞けない、いわゆる「大人の事情」が存在するそうです。

このような忖度は、なにも芸能・報道の世界だけではなく、日本社会にはびこり過ぎて、逸脱すると、「あの人、変わり者だね」と変人扱いされる始末。

正義は報われない。ほとんどの社会人はそんな悔しい経験をしていることでしょう。

不誠実な「考え」を正したいですよね。


不動産取引においても同じです。

忖度とは別な話ですが、正しく正直、正確な説明は必要です。

契約時に説明義務項目は、丁寧に説明しますが

義務以外にも、一般的な意見で、ここは気にする人が多いなという点も、私はお伝えします。

気にするしないはさて置き、初めての方では教えてあげないと気づかない部分は往々にしてあります。

「ここは、こういうことなんだけど大丈夫?」

これいうと売れないだろう内容もお伝えします。

そんな問いかけをしながら、お客様の理想の物件にたどり着くお手伝いをしています。

「それじゃあ、こっちの物件のほうがいいね」

私の真実の説明を聞いて、当初お目当ての物件とは全く違うものを購入されることは、よくありますね。

単に資料を見ているだけ、物件を見ただけではわからない部分はあります。

担当者も嘘をつくつもりはなく、知らなくて伝えきれないこともあるでしょう。

プロとして、グレーな部分も率先して説明できるように、真摯に向き合うことを大切にしています。

正直に説明するにも、いつまで経っても学びが止むことはない。

「学ぶチャンスを与えてくれてありがとう」

感謝の気持ちが、またいい仕事に繋がると信じて頑張っています!