住宅ローン審査に落ちるということ
マイホーム購入には9割以上の方が住宅ローンをご利用されます。
そのため、住宅ローンを借りたい方には、勤務先、年収、家族構成などなど、審査通過に重要な項目を最初に聞かせていただいています。
購入に真剣な方や、ローンに不安を感じている方は、みなさん協力的です。
詳しくお聞かせいただかないと間違ったローン付を行ってしまい、稀にお客様に不利になる事もあったり、審査に落ちる場合もあります。
そうならないためにも、できるだけ詳しくお聞かせいただけるとありがたいです。
住宅ローンは、個人の信用を調査されるため、非常にセンシティブなもの。
弊社が住宅ローンについて第一に取り掛かる唯一の理由は、お客様、特にご夫婦関係を守るため、デリケートな部分を守るために他なりません。
実は、この住宅ローン審査に落ちた事をきっかけに「離婚した」という話はよくある話です。
誰もが知る一流企業、公務員などの安定収入がある方であっても、滞納など金融事故がある方はおられます。
当然住宅ローンなんか簡単に借入できると思い込み、物件選びや、ハウスメーカーと間取り設計の打ち合わせを先に進める担当者がいますが、その判断は危険です。
数か月の打ち合わせを終え、間取りも完成!さて資金計画、住宅ローンを申請したところ、一発審査落ち、0円回答されたという話はたまに聞きます。
一例では、国内大手ハウスメーカーと打ち合わせ、友人知人にもマイホーム購入を伝えていたところ、まさかのローン落ち。奥様の恥ずかしさと情けなさは怒りに変わり、即離婚になったそうです。
間取り打ち合わせをするだけして、価格交渉もするだけして。。。
購入に夢を膨らませるだけ膨らませて、結局購入することができない。
その落胆は非常に辛いものです。
もっと最初に現実を知っていれば、そこまで怒りに繋がらなかったかもしれない、離婚しなかったかもしれない、そうおっしゃっていました。
そういう悲しい結末を避けるためにも、まずは購入できるかどうか、ローンの借り入れができるかどうかを確認することは、ご夫婦の信頼を崩さないためにも最も大事に思っています。
購入が難しいようであれば、最短で購入できるように生活の立て直しや、アドバイスをいたします。
共に目標に向かい頑張ることで信用信頼を強く築かれるのも、長い人生ではあってもいいですよね。
住宅ローン申請する際に、どこまで詳細にお話いただけるかによって、審査に落ちる、合格するも変わってきます。
先日、某金融機関のローン担当者さんに「最近、窪多社長の顔を見ないけど、どこの金融機関に行ってるんですか?」と質問されました。
借入先の良し悪しも、お客様の状況との相性も、日々変化します。
半年前までA銀行が有利であっても、今はB銀行が適しているなど、金融機関も営利目的、儲けないといけない商売ですから、商品も常に変化します。
最新情報を上手く取り入れ、一番条件のいいローンをご提案するのが、私の仕事です。
懇意な担当者さんであっても利用できないときはできません。お客様最優先です。
ここで間違ってはいけないのが、9割の方に最適であっても、一部の方にとっては不適切な金融機関もあります。
状況をしっかりヒアリングし整理しないと、審査に落ちる銀行を紹介してしまう事にもなり兼ねません。
詳細に聞き出すといっても、お客様の記憶に頼る部分が多く、現実難しい話にはなりますが、お客様との会話の中で、ひとつひとつ言葉を拾い上げ組み立てていく作業は必要ですね。
そんな細かい作業があっても、抜け落ちた場合には落ちます。
ただ、一回落ちたからといって他行で合格することもあります。
私としては、お客様にとって一番有利な商品からご提案するわけで、2回目以降の申請は若干金利が高くなったり、金融機関への手数料が必要になったりはあります。
それでもワケあって、今すぐマイホームを購入したい方はローンを申し込まれますし、金利が高すぎる、手数料を払いたくないという方は体制を整えてからやり直すという選択もありです。
また、ローン審査は金融事故だけが問題ではなく、様々な要因が深く絡み合い合格不合格が決定します。
金融事故を起こした金融機関でのローン借り入れは基本的には難しいでしょう。
とはいえ、基本、特例…色々あります。
弊社では多くの経験を元に、正しい申請をしています。ご安心ください!
金融窓口さんの中には、「難しい案件ください!」という、昔の私のような変わり者もいます笑。
簡単な案件は自分じゃなくても誰でも合格するから遣り甲斐がないとのこと。。。
進歩したい学びたい、合格させたい!やる気満々の闘志を感じます笑。
不安な方はご相談ください。
お気軽に『窪多』まで