何かとお騒がせなビッグモーターですが、サラリーマン界隈では「うちの会社もビッグモーターだ!」という会話であふれているとか。。。

また企業からは、社内についてむやみに口外、告発しないように念書を書かされたという話も聞いたり。。。

会社を大きく成長させるには優秀な人材が欠かせないわけで、互いに信頼関係を継続していくのは並大抵のもではないのでしょう。

看板だけ大きく成長して中身が伴わない。

今回のビッグモーターの件でも、多店舗展開するにつれ、素人店長が増えたのか。経営陣の顧客目線の欠如。

現場でも、不正を繰り返すことに疑問を感じることなく進んでしまったのかなと思いますね。やりきれない誠実な社員は退社していきます。どの業界も同じです。


よく似た感じで、フランチャイズ加盟は経験の無い方が安心して経営できるシステムとして、独立開業する方には人気ですが、それは顧客目線ではなく、起業家を支えるものです。

現実に、知識のない方が経営しているパターンはとても多く、お客様とのトラブルは絶えないようです。

不動産業界でも同様ですが、特に不動産は法律を理解していないと解決できない問題が多く、無知な営業マンが担当者になるってしまうと、まともな契約は100%できないと思って間違いないです。


どんな人でも簡単に開業できてしまう時代。

株式会社は資本金1円でつくれる時代になり、誰でも気軽に起業のチャンスができたわけですが、その分専門知識がない会社も激増しているのが現実です。

不動産会社でも資本金10万円とかあります… 

まともに不動産業を経営していこうとすると10万円では、とてもじゃないけど継続した経営は難しいですね。

弊社は今は廃止になった「有限会社」ですが、当時は、有限会社は資本金300万円、株式会社は資本金1000万円準備しないと会社を作れず、今ほど簡単に開業できませんでした。

それ相当の専門知識や、経営に対する思いもないと開業しなかった時代です。

なんでも簡素化することは便利になることもあり、私たちにとってはメリットも多いですが、肝心なところは時間や人材をかけて丁寧に取り組む姿勢は大切ですね。

顧客目線をはき違えてはいけません。

良質なサービスは良質な専門知識の提供だと信じて、今日も学び続けています\(^o^)/