日銀は「長期金利」の上限を0.25%から0.5%程度に引き上げました。これまでの説明と随分落差があってみなさん戸惑われたと思います。

一時の円安151円がおさまってからのこの決定に、なぜ今このタイミングで?という疑問があります。その辺は、裏の事情があったと考えるしかないです笑。

なぜ!どうして!モヤモヤしたところで決定してしまったので、今後どう考えるべきなのか?を模索したほうがいいですね。

ワイドショーやワイドショー化したニュースでは、この決定に素早く反応。相変わらず、国民を煽る偏向的な報道を繰り返しています笑。

ある経済評論家コメンテーターなんかは、「住宅ローンは今すぐ固定に切り替えが必要です」とか言っていましたが、そういった個人の見解に振り回されないようにご注意ください。

今回の決定では【長期金利の上限】を上限幅を引き上げたので0.25%が0.5%になったわけではないです。

住宅ローンには固定金利と変動金利がありますが、今回の長期金利は固定に連動、だからといって、決定がそのまま反映するかどうかは不明です。

住宅ローン金利というものは、家を買う人だけが気にするもの、買う人だけに影響があると思われますが、そうではありません。

多くの国民は「家」「住まい」に関わる仕事に就いています。家具やさん、家電、部品、雑貨、資材、家が売れないと、多くの国民の生活が不安定になります。そうならないために、金利を上手く調整しているのです。

どの角度から見ても景気が下向きな日本で、今後もどんどん住宅ローンの金利をあげるということは考えられません。というわけで、今回の実質利上げといわれる決定にもそこまで不安になることはないと、個人的には思っています。

この決定を元に早急に何か判断されたり、即行動するものではなく、経済がどう変化していくかしばらく注視していくことが賢明と思います。

住宅ローンを2200万円(40年払い)借り入れたとして、これまでの0.35%と0.5%を比較してみましょう。

0.35%では月々49,123円の返済で、総額23,579,040円の返済

0.5%では月々50,578円の返済で、総額24,277,440円の返済

この差をどう受け止めるかは、人によって違いはあるでしょう。

また、この決定を受け、住宅購入の駆け込みがはじまるという見解もありますが、固定金利を選ぶ方は早めの購入が無難かもしれません。

住宅ローン商品は幅広く、どれを選んでいいか素人の方では判断つかないと思います。今ならこれ!あなたにはこれ!と選ぶべき商品は大きく違います。

『住宅ローンの鬼』アイビス窪多に是非ご相談くださいね!