マイホーム購入のきっかけは「二世帯同居の解消」
マイホーム購入のきっかけ、タイミングとして「お子様の成長」がNO.1ですが、NO.2は「二世帯同居の解消」です。
近年非常に増えています。
「家買おうと思ってるんだけど相談にのって!」2年前先輩に相談されました。先輩だけに年齢は50代後半。それも居住地の市区町村を離れ高岡市に引っ越したいとのこと。今更どうしたのか?
「実は奥さんがどうしても家を出たい。残りの人生、楽にさせてやりたい。」そんな話でした。80歳の母と3人暮らし、今更高齢の母を一人残して家を出るのは心配だったが、母に話すと「いいよ!出て行かれ~」あっさりOKされたそうです...。
お母様も気楽な一人生活を満喫したかった!笑。
先輩はあっさりマイホーム購入。奥様も機嫌よく仕事を持ち元気に暮らしています。
当初は心配になり週末は実家に泊まりにいっていましたが、「なんでいっつも来るがけ?面倒だから来んでいいちゃ!」またお母様に拒絶され、今は用事がある時だけ帰っているそうです笑。
このご家庭は特に喧嘩が絶えないといった理由ではなかったのですが、同居解消しました。しかしながら、同居解消する方の多くは親子の不仲です。
昨年もどれだけの不仲のご相談があったかわかりません。大概奥様が泣きながら相談されるケースが多く、私は不動産やさんではなく、人生相談員のような日々を送っていました笑。
聞いていていつも思うのは、その中で最大の被害者は「お子様」。大人と違ってピュアなお子様の心は悲しみの中にいます。お子様にとってジジババもパパママも大切な家族。それがいつの間にかジジババの文句を聞かされ、パパママへの不満を聞かされどんどんふさぎ込んでしまっています。
見た目何ともなく見えても、大事な家族が争うのは見ていて辛いものです。私も幼い頃の経験は未だに覚えています。特に母がいじめられていたという記憶が残っています。実際はどうだったのかはわかりませんが、子供は何とも切ない思いを抱いているものです。
同居解消については、本当にそれでいいのか?丁寧にお聞きしています。やり直せるスキはないのか?「絶対に無理!!!」みなさんそうおっしゃいます笑。
ならば私も振り切ってしっかりとサポート!泣いていた奥様が笑顔になって暮らしておられる様子を見ると、これで良かったのだと大いに安堵します。
たまに別居したいから、実家の空きスペースに家を建てたい!という方がおられますが、全力で反対します。これも何度かブログで話ましたが、長くなるのでまた今度。不動産価値、今後の未来を考えると絶対にやっちゃいかんヤツです笑。
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