住宅ローンは住宅の新築やリフォーム時に金融機関から借り入れるローンの事。


みんなが現金一括で買えるといいのですが、こんな大金を払える人はほぼいません。弊社でも9割以上の方が住宅ローンを借りて家を購入されています。ローンを組んで分割して返済していくことになります。住宅は生きていく上で必要不可欠なため、数ある借金の中でも金利は非常に優遇されおり、低金利で借りることができます。


返済の目安としては『月々5万円~返済可能』などとザックリ紹介しますが、それはあくまでローンの月々返済額であって、不動産を所有すると賃貸生活ではかからなかった費用も発生します。マンションであれば管理費や修繕積立費、駐車場代。戸建てでもいずれ修繕は必要なので貯蓄をされるといいでしょう。また固定資産税が毎年かかります。居住用財産といって自分が住むための家であれば減税されます。


注意してほしいのが、借入金額の設定です。金融機関では無理なく返済できる金額を審査によって計算されます。人によっては結構な額を貸してくれたりしますが、金融機関の提示する金額を満額借入するのは危険です。ご自分の将来設計を見据えて、借入額は慎重に決定しましょう。


建売住宅ではそもそも販売価格は決定済で、あまり多く借り入れることはないのですが、注文住宅になるとあれもこれも追加追加で当初の設定金額より見積りがどんどん高くなっていくので、つい満額まで借入てしまいます。どこまで借入してもいいか?はその人の生活スタイルによって変わります。例えば、お子様の数や、将来親の介護があるなど予測できることは計算して無理のない範囲で借り入れて下さい。


実際にどれくらい借入されているかというと、注文住宅では年収の6~6.5倍、建売住宅では5.5~6倍まで。これもあくまでも平均的なもので、元の年収に違いがあるので当てにならないデータです。ご自身の生活にあわせて無理のない範囲におさめて下さい。


頭金は出したほうがいいのか?昔は頭金を払うのが当たり前、頭金を入れて月々の返済額を減らす目的がありました。昨今では住宅ローンの低金利や政策面でのメリットもあり、せっかく一所懸命貯めたお金を頭金に使うことはせずに、低金利で住宅ローンで借り入れ、万が一金利が上昇した際には繰り上げ返済できるように貯蓄しておくことをお勧めしています。今は住宅ローン控除制度がありますので、満額借入てその効果を十分に活かすこともメリットです。


現実、弊社建売住宅では販売価格にもよりますが、2000万~2500万円くらいのお借入れが多いです。注文住宅では土地込みでお借入れになることが多く、お客様のお話では3000万~4000万のお借入れと聞いています。


そして今が家の買い時か?という質問がよくあります。これについては、どんな時代であっても明日何が起こるかわからないという観点から、今が絶対に買い時です!とは言いません。


現状として言えることは、今はまさに信じられないほどの超低金利な時代であるということです。私が初めて住宅ローンを組んだ時代は4%は当たりまえ、その前の方々はそれ以上の金利を支払っていました。今は1%に満たない金利なのでその点で言えば当然買い時です。見方を変えれば今最低金利ですから、今後はこれ以上下がることは有り得ず、変動があるとすれば上がるしかないという事はわかります。今後の推移としてわずかの上下を繰り返すのか、そこは日銀の黒田総裁はじめ誰にもわかりません。


是非とも無理のないお借入れで楽しい新生活を送ってもらいたい!わからないことは小さなことでも何でもご質問くださいね\(^o^)/

昨日アップした新築建売住宅の完成動画です!!

ご内見はいつでも!