大手企業でも大きく広告している【リースバック】

今住んでいる家に住み続けることができる!住宅ローンがあろうがなかろうが、住んでいる家を売って売った後は賃貸契約を交わし住み続ける。


①住宅ローンがない人 家を1000万で売って、その後家賃7万円で住み続ける

②住宅ローンが残っている人 家を1000万で売って住宅ローンを完済、今まで住宅ローンの返済をしていた分が家賃という名目に変えて住み続ける。

いずれにしても売主さんには大きな決断が必要です。


①のそもそも住宅ローンがない方は、急遽、まとまったお金が必要になることでリースバックを求める。②の場合は、他にもローンを抱えていたり返済が不能になりリースバックを求める。

そもそも、なぜ、人はリースバックを求めるか?といえば、その家に何としてでも住み続けたい意思が強くあるから。世間に家を手放したと悟られたくない、世間体を気にしておられる方が大半です。

世間体を気にするのは日本人では極々当たり前の感情。否定するつもりはありません。が、世間体を気にし過ぎて、取り返しのつかない状態に陥るのは全く得策ではありません。


何かリースバックというと聞こえがよく、ある種プラン化してA~Cの3つから好きなタイプを選んでね!という軽いノリを受けますが、気軽に手を出していいものではないです。

リースバックを成功させるには、絶対的確実性のある計画と、大きな決断が必要です。しかしながら絶対!とかは世の中に存在しなので、一種の賭けになることは理解されたほうがいいでしょう。


今現在多額の借金を抱えている方では、リースバックが計算上成立することはなく、いったら大ウソな内容が広告されています。ウソというか、大袈裟で、ツリ広告でしかないと思います。

リースバックを安易に始めてしまうとさらに借金が膨らむ事にも繋がります。始めるのは簡単ですがドツボにはまるので要注意。

【リースバック】耳聞こえのいい言葉は一旦忘れたほうがいいと思います。生き抜くための整理、緻密な計算、数年先まで見越した壮大な計画が必要ですよ!


ここでは書ききれずに非常に難しい問題です。また個々の状況によって取るべき対応は全く異なり、任意売却をこなしてきた超プロにしかわからない分野です。どの不動産業者、担当者でもこなせる問題ではない!とだけはハッキリと言えます。


私はサラリーマン時代から競売担当として数々の任意売却に関わり、多くの方を救ってきました。簡単な売買や仲介だけなら誰でもできます(これすら完璧に出来ない人もいますが…笑)ホントの専門家にご相談下さい!

お問合せお待ちしております\(^o^)/