相続で受けた家の売却。

住む事も何かに利用する事もないであろう実家を、そのまま放置している方がチラホラとおられます。売却の相談が面倒であったり、いつか値上がりするのではないか?と売るタイミングを見計らっておられるのかなと思います。


土地は放置していても構わないですが、家は日を追うごとに劣化していきます。使う目的がないのであれば、お早めに売却されたほうがいいです。


昨今の不動産投資ブームの影響で、ちょっと前までは売れにくかった古家も売れる時代になりました。そのせいか、高値で売りたい方が増えたように感じています。


プロ目線で言えば、異常な高値ではやはり売れないです。市場で高値で出回っているのを見て、ウチはもっと高値いけるでしょ!!とか思いたいのはわかります。が、そんなミラクル、実はあまり無いです。売主様の希望価格と、売り切れる価格に相当開きが出ているなと感じる今日この頃。


ですが、一度勝負してみたい!ですよね。できるだけ高値で売りたいのは誰もが同じです。不動産やさんに相談してもおそらく厳しい数字しか言わないでしょうから、納得いかない気持ちもわかります。

では、いつまでも売れなくてもいいのか?お金に余裕があるから焦っていません!いつ売れてもいいんだよ~と思っていても、売主様のご年齢がまぁまぁ高齢だと、さらに相続が始まる可能性もあります。売ると決めたら、あまり長引かせないほうが得策という結果もあります。お子様に面倒な不動産を受け継がせないためにも、妥当なところで手を打つことも時には大切です。


契約事に関する法律も、年々厳しくなります。2年ほど前の民法大改正や、その他の細かい法律もちょこちょこ改正されていき、売りづらい、売値に悪影響を及ぼすという事例も最近ではよく見かけます。


数か月前にも悲惨にも大損確定な売主様のご相談を受けました。浅い間違った知識の中で起きた案件でした。儲かると思っていたのが法改正で数百万の赤字です。なんとか騙し騙し売りぬきたいご様子でしたが、私のようなプロには通用しません。どこかで引っ掛かっかる不動産会社や買主を探して全国に情報を流しておられるようですが、なかなか難しそうです。


築60年、70年以上の古家は特にさっさと整理したほうが得策ではないかと個人的には思います。とは言え、立地や諸条件により一概に築年数では図れません。例えば、築30年未満の物件は古家という表現には当たらず、また法律基準も違い構造は問題ありません。構造がしっかりとしていれば、お手入れさえすれば100年以上でも問題なく使えます。また前面道路幅4m以下などの環境にも大いに左右されます。燐家とくっついているものも早めに売ったほうがいいですね。

ご心配な方は遠慮なくご相談下さい!