不動産業者を見わけるコツ
宅建業免許番号というものがあります
弊社アイビスホームを例にあげると
『富山県知事免許(5)第2484号』
県内だけに事務所がある場合は県知事免許
本社支店が他県に渡る場合は国土交通大臣免許になります
『(5)』に注目してください
アイビスが不動産業者として登録して何年目かわかります
以前の宅建業法では3年ごと更新でしたが
現在の宅建業法では5年ごと更新となりました
5年目までは(1)6年目から(2)の表記になります
改正後で計算すると5×5年=25年
不動産業を開業して26~30年目の業者であるとわかります
単純に数字が大きければ歴史があると言えます
どの業界でも同じですが歴史が長いから安心ではないですし
起業直後で実績ないからダメというものではありません
私も開業以前には10年間不動産売買業のサラリーマン時代を経験していますから
開業時点で不動産に関する知識は十分ありました
ここ最近不動産業の開業が以前に比べ簡素になったこともあり
不動産業をされていなかった方が免許だけ取得し開業されることも増えました
加えてコロナ禍や長引く景気の低迷に
不動産業が簡単に儲かるような気がするのか?笑
多業種からの安易な開業が増えています
私が開業した頃は所属する宅建協会に300万円を供託しなければいけなかったのですが
現在は80万円~の供託で開業できてしまいます
ちなみに供託金は不動産業者に不利な契約をされた場合に
お客様を救済するための資金となっています
供託金の低額で誰でも開業しやすくなったのは起業する側はいいですが
無知な業者が増えるのはお客様にとって多大なデメリットです
無知な場合は仲介手数料の割引やプレゼントなど
物件内容とは違うところでお客様を惹きつけるしかなく
実務が全く伴わず契約に至らないという話をよく聞いております
ですがまれにプレゼントに騙される方もおられます...
お値引きやプレゼントは宅建業法や景品法で認められるところで
問題はないのですが不動産取引の際には担当者の知識不足は
契約後にお客様に多大な損害を与える事に繋がります
一時的に数万数十万割引されたりエアコンや家具家電をプレゼントされたり
そんなものは極々わずかなメリットでしかありません
不動産のご契約で重要なことは契約内容と両者間の交渉です
適当な調査による契約内容では売主様買主様どちらにも危険が付きまといます
不慣れな業者さんでは契約の重要ポイントがわからず
コピー&ペーストのようなありきたりの契約書しか作れません
瑕疵のもれた契約書をこれまでいくつも見てきました
問題点を言及しない業者さんもありました
それは結局お客様に不利になるだけなんです
宅建業者免許だけで全てが見てとれるわけではありません
(10)であっても昨日今日入社した担当者にあたれば無知です
担当者に様々な質問をぶつけてしっかりと答えられるか?
わからないならしっかりと確認調査してこたえてくれるか?
開業されたばかりであれば以前はどこで不動産業を学ばれてきたのか?
見合った経験をされてきたのかを質問されても少しは安心ですね
そう言えば私もお客様にはよく経歴を聞かれます笑
また意外かもしれませんが全国大手フランチャイズ加盟店さんも
多業種新規参入が多いのが実態です
フランチャイズ加入のメリットは素人でも簡単に開業できます!が謳い文句です
一般客素人さんは看板の大きさに目を奪われがちですが
現実は経営不安や知識不足で自信がない場合に加盟する方が多く
実務が追い付かず苦戦されているとよく聞きます
不動産は高額なお買い物です!
お客様の見る目が試されます笑
弊社では物件を一つ一つしっかりと調査し自ら知り尽くすことで
お客様に最大限のご説明をさせていただいおります
弊社独自の説明は自ら足を運んで時間をかけた調査と
過去2000件の契約経験で培った知識からなるものです
一朝一夕な小手先な説明は一切しておりません!
アイビス窪多にご相談ください!お待ちしております\(^o^)/
お気軽に『窪多』まで