相続するものとして

現金、預貯金、宝石、有価証券、建物、土地、墓地…

たくさんありますが欲しいものだけ

ピックアップして相続することはできません

またマイナス要素の借金も財産として相続されてしまいます

プラス財産と思っていた不動産建物や土地も

いざ売却しようとしたら『負』の不動産

買い手がつかず困り果てる

そんなお悩みは星の数ほど伺ってきました

相続が完了したら不動産は売ればいいと軽く考えていては

不幸の始まりです

相続手続きを終える前に不動産の正確な価値を知る事で

プラスマイナスがわかり相続放棄も視野に入れる事ができます

負動産の処分で困っておられる方のほとんどは

こんなに安いはずがない!

もっと高く買い取ってくれるところはないか!?

慣れ親しんだご両親のお住まいならなおの事

その価格の低さに嘆き悲しまれます

不動産の価格に安定はなく

時代や周辺の環境により簡単に上下します

いい値で売却ができればいいのですが

10年待っても20年待ってもいい時は訪れず

固定資産税の支払いと物件の管理に疲れ果てる

最近ではそのようなパターンばかりです

土地なら草刈りの管理

空き家の管理は火災保険をかけておくことも重要です

万が一火災が起き賠償問題に発展することも無きにしも非ず

空き家は犯罪の温床にもなりがちですので

放火などに巻き込まれないよう注意が必要です

数年前にも高岡市内で空き家から出火し数軒に燃え移りました

各御家庭で加入されている火災保険が適用になるものの

ご近所に申し訳なく精神的苦痛がのしかかります

相続で財産を得たつもりがとんでもないマイナスになった

そんな事態を避けるために

相続の際は信頼のおける不動産会社にご相談されることを

強くおすすめします

相続手続き完了前に相談する これが大事!

相続してしまった後に放棄はできません(法改定検討中)