死ぬまで賃貸に住み続ける事は可能なのか
家を買うか?賃貸に住み続けるか?
この論争は住まいにおける永遠のテーマで
私もよくブログでお話しています
様々な機関でアンケートや統計を出されますが
対象年齢は若い方や現役世代に向けられているものばかり
その記事やデータの内容では
持ち家に対する意識が低下し賃貸率が増加中と語られるものが多いです
高齢者の気持ちは語られていません
では60歳以降ではどのような結果になるのでしょうか?
私の個人的な見解ですが
若い時は賃貸が気軽だと思います
賃貸に住み続けたい理由として
・わずらわしい人付き合い町内会に属したくない
・購入するには値段が高い
などが主なものとしてあがっています
ごもっともな理由です
ですが忘れてはならないのが人は必ず老いるという事
いつまでもバリバリ働いて家賃を支払い続けることができるか?
というとなかなか難しいものがあります
また年齢が上がるにつれ人間は病にかかる率もあがります
病気が理由で住宅ローンの借入ができなくなる事もあります
家を購入することは価格だけ見ると2000万円 3000万円と高額ですが
老いてからの住まいの確保を考えると若いうちに家を持っておく事は
悪い考えではないと思います
実は永遠に賃貸居住できる人はお金持ちである
というのが私の考えです
例えば年金が高額で安定している方や
それ相当の現金資産をお持ちの方は永遠に賃貸でも心配はないでしょう
6万円の家賃で20年間支払うと1440万円かかります
60代で病気になろうが死ぬまでの20年以上の生活資金があれば
賃貸は楽だと言えるかもしれません
現代社会では50代でリストラ退職は当たりまえ
どうせ毎月家賃を支払うなら若いローンを組める状態の頃から家を持ち
家賃並みの支払いをコツコツと積み上げていくのも
一つの方法ではないかと思います
リストラになったらローンを払えなくなるじゃないか!
と心配されますが
ではどこに住むのでしょうか?
賃貸家賃を払うも住宅ローンを払うも同じではないでしょうか?
それぞれにメリットデメリットはありますし
ご自身の10年後20年後の未来を予測するのは不可能です
ただ生きている限り家に住むという事は変わらない事実です
家を買うという精神的ハードルはもっと低くてもいいのでは?
みなさんはどう考えられますか?
お気軽に『窪多』まで