畳スペースは小さなお子様のいるご夫婦には結構な人気です

畳は既製品ではなく出来上がった和室の寸法を測って

その和室にあったサイズを作りはめ込んでいます

一口に3尺の畳と言っても微妙に1枚1枚畳のサイズは違うのです

横縦のサイズが違う事はご存知の方も多いですが

厚さにも違いがあるのです

従来の畳は厚さ4㎝~のものが多いですが

昨今の住宅は耐震や断熱性能を重視しており

それに伴って畳の厚さが薄くなってきています

厚みが必要なくなったという言い方もできます

大昔の畳の中身はわらで通気性抜群であることが求められ

理由として建物の構造で空気の循環を自然に行いたい

その前提からわらで厚みを持たせた畳でした

畳の下も杉板を張り通気性を高めていました

当然ですが断熱性は低くなり冬場は畳のすき間から冷気が上がってきました

私が子供の頃は大掃除などで畳を立てかけてカビ防止に干していたものです

今の住宅は気密性を高めたものが大人気なのでわらの畳である必要がない

かえって湿気を含んで腐ったりカビやダニの原因にもなり兼ねないわけです

ここ2~30年程前から畳の中身は圧縮材などのボードに変わり

従来のわらの柔らかさ弾力は無くなったもののカビ臭さはありません

特に耐震や断熱を重視している住宅では畳はあえて薄いものに変わりつつあります

都会の物件やマンションなどでも薄い畳にどんどん変わってきています

注文住宅でもスタイロボード畳が9割以上を占めているのではないでしょうか

こんな薄っぺらい安物大丈夫?心配になりますが

実はしっかりとした畳なんです

現時点では流通量がまだ少ないせいか

普通の畳より価格ははるかに高いので県内ではあまり見かけません

薄い畳だと肌にあたる感じが硬いのでは?と思われますが

中身がボードの畳は厚みがあってもどれも硬いです

私はわらとボード両方を経験していますが

断然ボード畳が好きです

臭くないし笑 いつまでも綺麗です

梅雨時期はあまり歩かない場所にカビが生えたりと

畳は湿気臭いし汚いと思っていましたが

ボード畳は本当に綺麗で清潔です

住宅の材料もお客様のニーズに合わせて変わっていくものです

私も移り行く住宅事情に日々学ぶ大切さを感じています

しっかりとご説明できるように頑張らないと!です!笑

下に紹介している商品は

タタミと言えば!大建工業株式会社さん!の一例です

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