ある社長Aさんがお客様とのお取引データを

過去にさかのぼり保管している最中とのこと

不動産業者は取引台帳を原則5年間保管する義務があります

(*新築売主は10年間)

社長Aさんは契約関係書類は当然のこと

お問い合わせからお取引完了アフターまで

全てデジタル保管に切り替えているそうです

私もメールのデータはあえて削除しませんが

改めてコピーデータに残すことまではしていません

最早そこまでの時代になっているのだなと

わかってはいるものの恐ろしい世の中です

過去のお取引の紙を電子化するのに莫大な時間を使っていると

大変お疲れ気味に語っておられました

なぜそこまでデータを保管しておく必要があるのか

単純にクレームに備えることもありますが

それだけではないんですよね

私も過去の台帳等関係書類やメモの切れ端までも保管しています

たまに10年以上前のお客様から

『あの書類失くしたのでコピーもらえませんか?』というお問合せや

お客様がトラブルに合いそうな時にも保管書類の裏づけで回避

ということもあるんですよね

そんな時は大変に喜ばれます

昔は5年の保管期間を過ぎたら証拠書類はとっとと捨てろ

という経営者が多かったのですが

私は逆でしっかり保管しています

社長Aさんがおっしゃるには

『売られた喧嘩は買います!買わせてもらいます!』

冗談とも取れない事を言って笑っておられますが

理不尽にクレームをつけられたことが何度もあるそうで

同じ経営者として察するところはあります

コロナ禍でますます変な言い掛かりが増えている

逆恨みみたいのもあるよ~と...

妬まれるほど儲かってるからですねと笑えば

笑いごとではない!!と怒っておられました(笑)

もうしばらく続くであろうコロナ禍ですが

私自身冷静に落ち着いた行動をとる事を心掛けたいと改めて思いました