日本の空き家問題は年々深刻になっていますが、なぜこの様な事態になってしまうのでしょうか。

一般的には「少子高齢化」や「人口減少」が原因とされていますが、実際には違った大きな問題があります。

その一つが不動産業者の報酬額の問題です。

不動産を仲介で売却する時、不動産業者が得られる報酬額は法律で定められていて、物件の価格に対しての%で決まります。

そのため、価格の低い物件ほど不動産業者の報酬は低くなります。

ですが、相続物件や空き家などは買主様を探すのが難しく通常の物件の何倍も何十倍も労力や経費がかかることも・・・。

それなのに報酬が低く、場合によっては赤字になってしまう様なこともあるため、現実的に取り扱うことができないという状況にありました。

この様な状況を受け、令和6年7月1日より800万円以下の物件に対して最高30万円の報酬(仲介手数料)に引き上げされます。

値段だけ見るとお客様に不利になる様に見えますが、不動産業者の報酬が上がることによって、今まで「断る」しか選択肢しかなかったものが一気に状況が変わる可能性があります。

アイビスホームは相続物件や空き家問題など、難しい物件の取引も得意としておりますので、お気軽にご相談ください(^^)

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