前回は立地についてご紹介しました。今回は「住宅の性能」についての選ぶ時のポイントをご紹介します。

まず、前提として今新しく建てられている一般住宅は建築基準法によって一定の耐震性能を持っています。この一定の耐震性能というのは震度5強で損傷しない、震度6~7程度で倒壊しないという基準です。

そのため、建売住宅を選ぶときの地震に関する比較をする際は、免震や制振など耐震とは少し違った方向性や地震によって起きる火災や津波に対する強さなどを比較していくことが多くなります。

(震度6~7程度で倒壊しないという謳い文句は法律で決められているので当たり前。という話)

海に近い地域で津波の心配がある、河川が近くて床下浸水の心配がある、など地域性によって比較するポイントも変わるので、距離のある引越しを伴う場合はなるべく地域性の強い不動産屋さんに相談するなど「地元」を知っている人のアドバイスも求めるようにしましょう。

また、耐熱性や機密性などは実際の建物を内見することである程度体感することができますが、耐震などの「構造」の部分は目にみたり肌で感じることが難しいもの。

建売住宅の構造などの住宅性能を比較する際は「住宅性能評価書」を取得しているかどうかをチェックすると、誰にでも目に見える形で構造などを比較することができます。

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