どんなに頭が良くても、住宅ローンについて理解しているお客様はほぼいない
住宅ローンを借りる際に気になることといえば?
1.金利が低いものを選びたい
2.長期間の借入なので健康不安、収入がなくなった時の不安
この2つに注目が集まるところです。
私は低金利を勧めていますが、極端な低金利はデメリットがあるので、借り入れに問題のない優秀な方にはお勧めしていません。
どんなデメリットがあるのか?はここで公に言うのは差し控えます...なぜなら金融機関を完全にディスる事になるので、相談に来られた方にはコッソリ説明しています。
◆現時点でネット銀行は勧めない
昨今ではネット銀行で借入したいという要望も多くなってきました。
しかしながら、私はお勧めしません。
これについてもネット銀行を一括りでぶった切るつもりはないですが、ネット銀行で借りて得する人は極わずかです。
ネット銀行は、まず低金利を大々的にうたっていますが、本当にそうなのか?
今主流の変動金利でいうと、パッと見0.2%台で、めちゃくちゃ低金利!と浮かれますが、その内実、金融政策専門用語を読み解けば私なら選びません。
ただ、一時だけでも低金利でいたい!という希望が強い方には、夢が叶うということにはなりますが。。。
ちなみにですが、変動金利の内容も一律ではありません。。。パーセンテージの数字だけ見ていてはダメ。結構な落とし穴です。
◆「万が一」に備える団信生命保険
金融機関によって団信の内容は大きく違いがあります。
みなさんがどこまで保障されたいか?で決めますが
たとえば、ガン保障で50%と100%保障
50%はガンと診断されたらローンの返済を50%に減額してもらえる。
100%はガンと診断されたら100%免除してもらえる。返済しなくていいです。
どっちを選びますか?私は100%を選びます。
日本人は2人に1人ガンになるというデータがあります。
全てのガンに保障が適合するわけではないとしても、50%より100%のほうが安心というか、保障される意味があるというか。
これについては、みなさんが今現在加入されている生命保険とリンクしてくるので、1円でも無駄なお金を使いたくない方は、住宅ローンの団信でケチるよりもトータルで支出を抑えることを考えたほうが得策でしょう。
住宅ローンの団信生命保険はたとえ金利を上乗せしても、一般の生命保険より安く保障を受けられるものが多いです。
住宅ローンを借りたい時、銀行窓口や不動産屋さん、ハウスメーカーに相談する前に、ネットで下調べすることが一般的になっていますが、それが痛い最悪な落とし穴だと思います。
かしこい人ほど、わかった気になって罠にはまり、損する傾向があります。
ちょっとでも安く!ちょっとでも多くの保障を!とか考えてモゲチェックとかで簡易審査しちゃうんですが、あれって大袈裟に書いてあるなぁ…と感心してみてます。
まぁ嘘ではないですが、いかにもそれが一番有利であるかのように「最安金利でお得!」「団信50%無料つき!」と書かれていますが、私からすると商品内容のレベルが低いとしか思いません。
モゲチェック系はネット銀行とメガバンク、都会の有名銀行との比較には便利ですが、地方には当てはめ比較するには難しいですね。
いずれにしても、モゲチェック系は簡易的に借入額を調べたり、返済がいくらになるかを調べるくらいにとどめておくのが正解ですね。
それなら返済シュミレーションで調べれば十分です。。。
このほかにも「手数料」「繰り上げ返済」の比較がありますが、手数料も複数あり、どの手数料が無料なのか?有料なのか?で低金利で借りたつもりが、トータル計算したら全く低金利になっていないじゃーーん!とかあるあるです。
大まかなところだけ書き連ねてみましたが、細かい比較はまだまだあります。
要はこれら全てを比較して最善の住宅ローンを勧めているのが私です。
経験豊富であり、商品を読み解く、政策や専門用語を読み解く力がないと十分な説明はできません。
住宅ローンを借りるといっても、ギリギリな条件で借りなければいけない人から、余裕で借りられる人、近い将来独立開業したい人、実に様々で、借りてはいけない金融機関もあったりするんですよね。
そういう事って、ネットにも書いてないし、銀行の窓口で聞いても「うちで借りると将来ヤバいですよ」なんて教えてくれません。
住宅ローンのメリットだけでなく、デメリットも十分理解して選びましょう!
お気軽に『窪多』まで