EV自動車は、「普通充電」と「急速充電」の2種類の方法で充電できます。

「普通充電」は、主に200Vの交流電源を使ってゆっくり充電する方法で、自宅やコンビニなどに設置されている充電スタンドで利用できます。

自宅で普通充電するには、専用の充電器やコンセントが必要。

「急速充電」は、直流の電源から高出力でEVに充電する方法で、高速道路のサービスエリアやショッピングモールなどに設置されている充電スタンドで利用できます。

充電スポットは、全国に約3万箇所あり、そのうち約1万箇所が急速充電スタンドです。インターネットやスマートフォンアプリで、近くの充電スポットを探すことができます。

EV自動車の充電時間は、車種やバッテリー容量、充電方法や状況によって異なりますが、一般的には、普通充電では6〜8時間、急速充電では30分〜1時間程度で満充電になります。

日本のEV自動車の普及率は、2022年12月時点で4.09%と過去最高を記録しました。2022年のEV・PHVの年間販売台数は95,426台で、2021年の43,916台と比較すると2倍以上の増加です。

しかし、日本のEV普及率は、世界的に見るとまだ低い水準。

例えば、イギリスでは2021年のEV普及率が11.8%に達しました。

日本は2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロとする方針、2035年までに乗用車の新車販売で電動車100%という目標を掲げています。

また、2022年度は購入補助事業の予算額を拡充し、補助上限額を大幅に引き上げました。EV充電器の設置普及にも数値目標を定めており、2030年までに普通充電器12万基、急速充電器3万基の合計15万基の設置を目指しています。


弊社で販売中の新築住宅では「アーネストワンの家」にEV充電専用のコンセント口が玄関周辺についています。

EV充電専用コンセント口は、そのまま即使用できるものではなく、お客様がEV自動車をお持ちになり、実際に利用する際には簡単な工事が必要です。

まだまだ高額なEV自動車。

私のお客様でも初めてこのコンセントを使う方がおられましたが、3万円ほど工事代金がかかったそうです。

EVコンセント口がない場合。お客様で新設した方がおられましたが、工事代金は4万円~。

なんだかんだ、政府目標は掲げていますが、世界的にみてもどう進んでいくのかはまだわかりませんよね。

気になる電気代は?例えば年間10000キロ走ったとして、45000円~。車種にもよりますが、フル充電で1kwh30円だとすると、62kwh×30円=1820円(日産リーフEV例)

充電方法についてはまだまだ改善の余地あり。当然進化してくでしょう。

EVコンセント口があるとなんとなく得した!って気になりますが、なくてもそれほど心配ないと個人的には思いますね。

私も自宅を新築の際にとりあえず設置しましたが、ホントに使う日がくるのか?半信半疑です笑。近い将来、全然違う充電方式になっているかもしれないじゃないですか。

ついていればラッキーくらいの感覚で、今はいいのかなぁと思っています。