のんびりGW休暇を楽しんでいたこどもの日。

突然の緊急事態の携帯アラームが鳴り響き驚きましたよね。

アラーム終了とほぼ同時に、結構な揺れ。私は当時事務所内で契約書の作成をしいたのですが、まぁ揺れました。

うちは、2020年に新築した耐震等級の取得していない一般的な家。

それでも、新耐震基準にしたがって建築されており、耐震等級3まではいかずとも、耐震金具でしっかりと補強された家です。

1階でもまぁまぁな揺れを感じましたが、ちょうど2階にいた妻は、液晶テレビがボードから浮き上がり飛び跳ねるような感じで、倒れるかと思ったほど大きく揺れたそうです。


弊社で飯田グループ新築住宅を購入されたお客様に、地震後、揺れなどについて聞いたところ、

「揺れないのかと思っていたけど揺れました笑。特に物が倒れたとかないし、どこも問題はない」とのことでした。

耐震等級3取得というと、揺れないと勘違いしている方がおられますが、揺れないわけではないです。しっかりと揺れる?丁寧に揺れる?どちらも微妙な表現ですが。。。

揺れても倒壊しない、損傷しない、揺れを吸収してくれたりする構造になっているので、安心してください。倒壊しません。

検証では、震度7クラスの地震が200回おきても倒壊の心配がないと説明されていますから、壊れないと安心していていいでしょう。

ただ、揺れは一般住宅と比較して少ないと思います。しかし揺れます。

揺れると当然ですが、建物内の家具家電などはガチャガチャ動いてしまうので、しっかりと固定するのがベスト。

「耐震等級は揺れない」ではなく倒壊のしにくさです。揺れることによって、建物への負荷を逃がしているので壊れずに済んでいるということ。

地震には横揺れや縦揺れがあり、建物が揺れているのか、地面が揺れているのか、はたまた震源地からの距離や周期などによっても感じ方が異なります。


今回の地震では、一時的に100世帯以上が断水。現在は、ほぼ復旧しているようですが、やっぱり備えは大切ですね。

飲料水も大事ですが、断水だと水洗トイレは使えないので簡易トイレは何個あっても良さげ。

簡易トイレと、汚物をうけるゴミ袋なんかあると便利です。簡易トイレは構造をみると自作できそうですよね。となると、中身の見えない黒のゴミ袋をたっぷり常備しておくといいかもですね!

東日本大震災や、熊本地震から7~10年以上経過していますが、いまだに大きな余震は続いています。能登沖も同様に今後も警戒は必要なんで、万が一の時も1週間は自力で乗り越えられるように、備えておきましょう!

ちなみに地震の際に最強なのはやっぱり平屋。私も東日本大震災の時に平屋に住んでいましたが、怖いほど揺れたといった感覚がなかったので、安心感は違うなと思いますね。

とにかく耐震等級3取得は一番安心です。というお話でした。