2年3年経っても売れない家ってどうなの?
ポータルサイト検索していると、2年前3年前に新築された物件が販売されています。
これらが売れない理由は、その町内が人気がない、間取りがおかしい、道路がおかしい、価格が高すぎるなどなど理由が必ずあります。
ポジティブな理由があるとすれば、「展示住宅として使用していたため、今、販売開始したところなんですよ」というもの。
これは昭和~平成前期にかけて、まだ景気のいい時代には本当にあった販売方法です。今では、展示住宅も、完成と同時に即販売する時代。2~3年売れていない物件は、やはり何かしら理由がありそうです。
もう一つ、売れない理由があるとすれば、「売れない営業マン」が担当者である場合。
どんなにいい物件でも、売れない営業マンが担当者では売れません。なぜ売れないかといえば、説明できないから。
中古住宅は1軒しかないので、何が何でもそれが欲しいという人が現れれば、説明が下手でも売れます。新築住宅も、中古住宅同様、同じものは世の中に1軒しかないのですが、買主様の感覚は違います。いたるところに新築住宅は建っているので、これじゃないといけない!という感覚にはなりにくいのです。
実は中古も新築も選ぶ基準は同じはずなのに、「新築はどれも同じ」と一括りにする脳内マジックが働きがちなんですね。
説明できない営業マンでは、今後のアフターに不安しかありません。こんなに高級な買い物をするのに、わかりません、わかりません、では買う気も失せるということです。
そして、説明されずに申し込みが入った物件、知識のない担当者が申し込みをとった物件は、契約に至らずにキャンセル。再販されます笑。
30年この業界にいて、どれだけこのようなキャンセル再販を見てきたかわかりません笑。
おもしろいのは、申し込みが入っても2番手3番手とキャンセル待ちの申し込みを受け付けますが、トップバッター1番手がキャンセルになると2番手3番手もキャンセルになってしまう不思議。
キャンセル連鎖の真相は、もしかしてこれって「ダメな物件」なんじゃない?と感じてしまうから。人間の脳内とは実におもしろいものですね!
それでも、キャンセル再販物件を購入するのは、悪いことばかりでもない。興味のあるかたは、ご相談お待ちしています\(^o^)/
写真の新築住宅は、残念ながらキャンセルになったようですが...新築ほやほや!!令和5年2月下旬完成物件です↓↓↓
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