不動産相続
弊社も相続問題の相談を受ける事が増えています
相続に加えてのコロナで考え方がさらに複雑になりました
不動産相続というと親が亡くなった後に相談する方が多いです
しかしながら相続とは亡くなる前に準備することも大切です
ここ数年相続はもめる事が非常に多くなりました
各方面の士業の先生方は口を揃えておっしゃるのは
遺産が50万~100万しかなくても相続人は争うんだよ
相続時に7割の方が何かしら大なり小なり揉めているそうです
ちょっと驚きますよね 全体的に景気が悪いからでしょうね
相続で子供らが裁判沙汰にならないようにご自身が元気なうちから
財産の整理をする方が増えています
私自身もまだ年齢的には若いほうですが公証役場で公正証書を作成し
相続や自身の生命について文書を残してあります
祖父母や親も公正証書遺言を作成しており割と身近に感じていましたので
あまり深く考えずササっと(笑)作りました
認知症になってからでは作成できませんし元気なうちに正常な判断の元
作成をお勧めします
実際にこの遺言を実行するかしないかは執行者の自由かなとも思っています
相続人が仲良くやっていれば平等に分けるも
介護で負担が多かった人に全て渡すも相続開始時に決められますよね
万が一相続人が揉めたらこの遺言でまとめなさいという
一種お守りみたいな感覚で作成しました
遺産の中でも現金は分割が簡単ですが不動産は分けるのも面倒です
いらなくなった不動産は相続で問題児扱いされています
子供らに迷惑をかけないように親心での不動産処分が増えています
親にしてみたら代々受け継いだ土地建物に手放すのは
寂しさや先祖に対して申し訳なさもあるかと思いますが
これも時代の流れ社会常識の変化だと割り切っています
何も変えないなら世の中縄文時代のままだ!
と妻は口癖のように言います
たまに平安時代にもなりますが(笑)
世の中の常識は少しづつ進化し移り変わるものなんです
コロナでまた常識がガラリと変わるのでしょうが
柔軟に受け止めながら前向きに頑張りたいと思います!
お気軽に『窪多』まで