マイホームを買うのは今だった
世の中不安材料であふれている今日この頃。
最近、新築住宅の売れ行きが悪いと、ハウスメーカーさんがお悩み…「どうしたら売れますかね?」毎日相談にのっています。都心その他リゾート地はバンバン売れていますが、地方は全国的に落ち込んでいるようです。
不動産全体をみれば落ち込みはそれほどでもないですが、新築はいつも影響をもろに受けるんですよね。バブル崩壊時、リーマンショックの時なんかは全く売れずに困ったハウスメーカーが値引きで叩き売ることもありました。
じゃ~今回も大幅値引きになるんでしょ!!底値まで待つぞ!!とか思っておられます?
今回は前回のような流れには絶対になりません。新築は全仕入が高騰しているため、ハウスメーカーも値引きできない状態にあります。加えて人件費も高騰。建築業界、大工さん、職人さんは若手に人気がなく、人材不足。こんなに働く場が無いとか言ってる割りに、人材不足はどの業界も問題。建築業界はさらに大問題になっています。
もうしばらく待てば物価も落ち着いて、不動産価格も元に戻るだろう、お客様からもそんな質問をよく聞きますが、それはないです。一度上がった物価はコロナや戦争が落ち着いたからといって、明日から即変動するものでは無いのです。
そもそも日本はデフレで物価が低すぎたわけで、政府も物価を上げる機会を待っていたのです。コロナと戦争で否応なしに物価は上昇。今後は本来の健全な物価に近づき安定していくでしょう。物価と共に賃金も徐々に上がることは、実は私たちにとっては喜ばしい事です。
という事から、今後も物価はまだまだ上がります。マイホーム購入は買いたい時、買う必要が生まれた時がタイミングです。
なんとな~く周りの雰囲気や、暗いニュースにのみこまれがちですが、こんな時代だからこそ、マイホーム購入に適しています。
コロナや戦争で「現金、資産」について考え直した方も多かったでしょう。
どうやって資産を守るか、現金不安から株やゴールドへ投資する方も増えました。実はマイホームはリスク分散するには一番手っ取り早く、身近で安心なんですよね。
不動産投資といえば、大家さん、アパート経営したり、今は素人さんでもボロ家をタダみたいな価格で購入し、自分でリフォーム、にわか投資家さんが流行です。ですが、これらの不動産経営は難しく、なんか儲かりそうだからやってみよう!などと安易に手を出すのはオススメしていません。
マイホームは実際に住んで、楽しみゆとりというリターンを毎日受けることができます。これはお金には代えられない大きなリターンです。また住宅ローンを完済すれば売ることも可能。住宅ローンの残債があったとしても、ペイで売り抜ければ数十年間も、高額な株主優待を受けたとも考えられます。
素人の方も知らずのうちに資産をつくり出すのがマイホームなんですね。
株やゴールドは常にその動向を見ている必要があり、アメリカ株がいいとか言っても、実際はハラハラものですよね。何事も投資は長期的に捉えないと損するのは鉄板。
簡単に利益を得るのは難しく、年間数十億稼ぐ株のプロなんかは寝る間も無く毎日市場を読んでいるんですよね。株のような化けはないけど、割と安定しているマイホーム=投資の考え。
価格が上がり切っていない今は買い時です。
大幅なバナナのたたき売りのような値引きはありませんが、各社通常のお値引き、価格交渉はがんばっていますよ!是非この機会に新築住宅にも目を向けてみてはいかかでしょうか?
お気軽に『窪多』まで