20年以上前 私がサラリーマンだったころ

売り物件で情報開示初日に最高で20組以上のお申込みをいただいたことがあります

確かに立地は最高で売れるだろうとは思っていたのですが

そこまでの人気物件とは価格を決定した社長をはじめ誰も想像はしませんでした

他社社長さんの体験談ですが

物件広告を出した当日

朝の5時から電話が鳴りっぱなしで何が起こったのか!!!

親戚の誰か亡くなったのか???

と思うほど物件問合せ電話が鳴りやまず数時間で完売した経験があったそうです

売れずに困っている営業マンにはうらやましい話に聞こえるかもしれませんが

これはどちらも単なる販売価格設定の失敗です

実態よりも安すぎたと言えるでしょう

現在ではこのような失敗例はあまり聞きませんが

逆に価格設定が高すぎてお問合せすらこない

そんな話はよく聞きます笑

昨今のコロナで様々な価格は徐々に高くなってきていますが

不動産も同様ですね

特に新築やリフォーム住宅では価格の値上げは避けられません

新車が製造できず売れないので中古車の価格まで高騰する

なんでも連動していくものです

不動産販売は一般の商品販売と同じに考えることはできませんが

不動産はどれだけ低価格であろうが

販売担当者の販売力がないと売れるものまで売れない

誰にでも売れるわけではありません

バブル期のように買い手が20人30人と押し寄せてくるような時代ではなく

この物件もついでに見ておこうか?興味があるかも?

という方にでも購入していただかないとなかなかご契約には繋がらない時代です

もちろん無理矢理押し付けても売れませんけどね笑

買い手客に情報を伝える手段が広告チラシしかなかった昔と違い

ネットで新情報が次から次へとアップされ

今の物件が売れても次またいい物件が出てくるだろう

買い手側はそう思っておられます

そこでご契約を取るという事はとても大変な時代ではあります

もしかして一人しか興味を持ってくれないかもしれない

その人に買ってもらうしかないかもしれない

ご契約に繋げるには担当者の販売力こそ最大重要ポイントになります

さらに早く売りたい事情があったなら担当者の販売力なしには考えられません

また販売力に嘘やごまかしいい加減な情報があってはいけません

のちのち売主様に多大なご迷惑がかかります

販売を依頼する際には色々迷われると思います

担当者をよくみて決定してください!

ちなみに買主様からよ~~く聞く話...

『前に売ってた物件...あれよりいい物件が出て来なくて数年買えずにいました』

あの時決断しなかったことを超後悔しているといった話ですが

これほんとによくよく聞きます笑

私もよく迷いますが『決める』って難しいですね笑