アフターサービスと瑕疵担保
『弊社はアフターサービス万全です!安心して下さい!』
こんなキャッチフレーズはどの業界でもありますが
不動産や建築でもアフターサービスは売り文句の一つになっています
アフターサービスとは?
これは法律の定めのないもので企業が独自に打ち出すサービスの一環
ご契約後の不具合などに対応するものが多いです
別で不動産建築業界では瑕疵担保責任というものが業者に課せられており
これは法律で定められたものになります
不動産のご購入後不具合があった場合には保証する義務があります
業者が売主の契約書では瑕疵担保責任の期間は2年とするものが多いでしょうか
期間後は不具合の連絡を受けても有償での対応になります
・任意のアフターサービス
・義務の瑕疵担保責任
この2点は似ていますが中身は全く違います
私も何度も家を新築してきましたが
瑕疵担保責任にあたる不具合の経験はありません
ですが...これが完成形?新築なのに傷がある!?
といった経験は無数にあります笑
建築会社さんの肩を持つわけではありませんが
クロスのヒビ割れ、多少の細かい傷や欠けなど
一切ないですよ!!という建築会社さんは絶対にいない!
私自身経験してみてわかりました
みなさんどこかしら不完全な仕上がりがあります
初めて新築した際に2階のドアが自動ドアのように勝手に閉まりました
2階だけに柱が傾いているのでは!!!
妻は怒りMAXでしたがドアの建付けが下手だったというオチ笑
またクロスなどのよじれや傷について
張替えを要求することがあります
私も一度ありましたが小さな傷はそのまま使用したほうがいいと思います
私の場合は天井から床にかけて
1mほどヒビがあったので張替えていただきましたが
張り替えると下地がデコボコするので
さらに汚い仕上がりになりかねない
といった事も想定したほうがいいですね
細かな不具合は住んで1~2年の間に発見できるかと思います
住宅瑕疵担保履行法により
新築住宅の業者売主には確実に瑕疵担保責任を負うことができるよう
「保険への加入」または「保証金の供託」が売主に義務づけられています
これは売主が倒産などによって瑕疵担保責任を負うことができなくなった場合でも
保険や供託された保証金により買主様に対する瑕疵担保責任を履行する制度
買主様には大変な安心材料になります
アフターサービスは企業によって異なりますので
規約などしっかり質問されるといいですよ!
『アフターサービス』というと『タダ』『無料』なイメージが強いですが
一定期間を過ぎれば有償がほとんどでしょう
簡単な修繕でない限り設備などはメーカーからの出張修理が当たり前です
アフターサービスは企業がどれだけ万全と叫んでも
担当者の寄り添う気持ちや態度が強く影響します
いい加減な担当者では対応が非常に遅くなるものです
弊社は私が寝ていない限り電話は365日受けております笑
安心してご契約いただければと思います!
お気軽に『窪多』まで