マンションの最期どうなる??
『このマンションの30年後はどうなりますか?』
そのマンションは築30年を超えていたため不安に思われてのご質問でした
国土交通省の報告書によると
鉄筋コンクリート造のマンションは120~150年持つとされています
世界では築年数の古いマンションや建物ほど
構造に不安がないと大人気なのはご存知ですか?
建物が実在する事自体が100年また200年もの風雪に耐えた証である
といった考え方が根付いているからです
マンションが日本で初めて建設されたのは
今から70年程前になります
そのため建て替え等の実績がまだまだ少なく
現実の対応はその物件によって様々といったところです
30年前の物件であれば建築基準法も厳しくなっていますから
70年前と比較しても構造に問題はないと思われます
老朽化において現在なされている対応としては
①建て替える
②修繕しながら住み続ける
どちらにしてもマンションは戸建て住宅とは違い
自分勝手に修繕(共用部分)も建て替えもできません
*室内は個人でリフォームできます
管理組合と住民で話し合いどちらかを選択することになります
建て替えて新築に住み替える場合の実例では
1000万円~2000万の負担がかかります
また建て替え時に売却してマンションを去る事も簡単になりました
マンション建替え円滑化法が改正されマンションオーナー様にも
有利に働くようになりました
ちなみに戸建てであっても30年後に建て替える事になれば
最低でも2000万円以上は建築費がかかるでしょう
マンションや戸建てに関わらず
家はいずれ老朽化を迎えます
ただメンテナンスをしっかりとしていれば
非常に長持ちするのも確かです
例え話としてはどうかと思いますが
歴史的建築物はメンテのおかげで
1000年以上も存在しています…笑
どこに住むにしろ30年後やそれ以上の事は
その時の生活状態によって決まってくるのかなと思います
マンションを選ぶ方の断トツ理由は
町内会のようなお付き合いが無く楽であることを言われます
家族構成や生活スタイルご年齢も合わせてお考えいただければと思います!
お気軽に『窪多』まで