私が初めて家を買った平成初期の住宅ローン金利は高かった

4%前後で固定金利がメインでした

バブルの崩壊により金利はどんどん下がり

昭和~平成にかけて住宅ローンを借り入れた方々は

今の金利を聞くとあまりの低さに皆さん驚かれます

昭和後期の方々はもっと高く6%も当たり前でした

それが現在では0.35%~返済可能ですからね~

もう借りないとどうするの?という感じです

私が返済開始した頃は返済額のほとんどが利息

元金が減らない返済明細表を見ると

一気に疲れがドッと押し寄せたものです笑

今住宅ローンを借りるのはお得という事になるのですが

いくら金利が低いとはいえ借金には変わりはありません

金利が低い事だけを喜んでいてもいけない社会情勢

返済には無理のない資金計画と将来設計が必須です

理想の返済比率は手取り収入の20%までに抑える

ご夫婦合わせて月の手取り収入が40万円だとすると

8万円まで住宅ローンの返済にあてても

生活が普通にできるよと言われています

私の個人的な見解ですが

ご夫婦が必ず働くことが前提では資金計画はやや不十分

長い人生でどちらかの収入が途絶えることもあります

例えば奥様の収入が途絶える事はどのご家庭でもよくあると思います

子育てや介護などで十分に働けないとなった時の事も

返済計画に入れておかないと

一度そのような境遇に陥った場合に

住宅ローンの返済が滞ってしまいます

そのような事にならないように

借入可能だからといって最大限まで借入する事は

あまりオススメできません

月の返済額は1万円でも5千円でも低いほうが安心です

家は高額なお買い物です

みなさん金銭感覚がマヒしだします

一度きりの買い物だからを合言葉に

100万円くらい200万円くらい借入増えたところで

月々の返済はそう変わらないから!いいじゃん!

借入限度額まで借りたくなってしまうのです

昔と違って返済期間は長く設定する人が多い事も

限度額いっぱい借りる人が増加した原因でもあります

今では35年返済は当たり前で40年返済もあります

今後金利が4%になる事は無いと予想されていますが

1~2%になる事はあるかもしれません

若い時は多少の無理もできますが

人間誰しも歳をとります

高齢になった時の返済額は5千円でも安いほうがいいと思います

お子様のおられるご家庭ではお子様が成長されるにつけ

高校~大学~お金の使う単位はどんどん鰻登り

そういった事もしっかりと頭にいれて

無理のない返済計画を立てることを強くオススメします!