高所得、いわゆる給料の多い人は多額の貯蓄を持っていると思われがちですが、意外にそうでもなく、おひとりで300万円、世帯年収600万円以下の人のほうがしっかりと貯蓄を増やしておられるパターンをよく見受けます。

給料が少ないと思っている人は将来リスクを常に感じているわけで、貯蓄しておかないと不安です。

1000万円超えの給料が高いパワーカップルは、付き合いも多く、子育てにも十分にお金をかけます。車も高級車が買えますし、回りを見てもそんな友人知人が多く、どんなに高給でも支出が多く、貯蓄に回すお金は一瞬でなくなります。

1年で1億2億を使えと言われると、そんなに使えないもんですが、1年で1000万円なんて大したものを買わなくても余裕で使えてしまうんですよね。


20代前半の方(23歳未満)で貯蓄1000万円持っているという人を何人も見てきました。

もちろん給料は500万円以下です。

彼らの共通点は定期的に貯めることをただただ継続するのみ。

難しいことは何もしていません。ちなみに高校生バイトの頃から貯蓄開始しています。

実家暮らしで遊びもしないで結婚もしてないんでしょう?なんて想像しそうですが、しっかり遊んで結婚し、車も持って生活しています。

そこに一つポイントがあるとすれば、身の程をわきまえていること。


世帯年収1000~1200万円の人が6000~7000万円の住宅ローンを組むのはどうか?

世帯年収400万円の人が3500万~の住宅ローンを組むのはどう?

金融のプロはこのどちらも無謀だと切り捨てます。

「借りたいと言われれば、商売なんで貸すんですけどね…」

これが本音。

年収から計算すると借りる事は可能なわけで、借りれるからと欲望の極限を求めるのは危険ですね。


また、あまりにも資産運用にのめり込んで我を失うのも怖いですよね。

マイホーム購入時には、これまでのライフプランを見直すチャンスでもあります。

私もそうですが、なんとなく「まぁいいか、こんなもんだろ」と継続したままの放置された保険とかあります。

私は常に保険の見直しをしていますが、保険も時代に合わせてより良い商品が出ています。

時に有利に切り替えることも大切です。

マイホーム購入時は団信生命保険にも加入しますから、その際に今まで加入の高額な保険料を見直すことも家計を守ることに繋がります。

どう考えていいかわからない方はご相談ください。