随分前にどの不動産会社も買い取ってくれない、処分にお困りの物件を買取ました。

誰も買取ってくれない所謂、負の不動産。買値は破格でした。

なんで買い取ってもらえなかったのか?

その理由を特に聞きもせず、私は売主さんの希望価格で即決買取しました。

買い取ってから、物件調査開始。

本来は買取前に全て調査し確認しますが、その時は直感で買取。

【築古、前面道路は砂利道、ドン付き行き止まり】

見ただけで、不動産会社が買い取らないのは納得。

調査したところ、前面道路がまさかの「朝鮮総連」だったかな。朝鮮なんとか…もう忘れました。笑

市道でも県道でもなく、日本人の所有ではなかったんです。

※外国籍がいけないのではないですが、海外との手続きが大変なんで一般的に敬遠されがちではあります。


最初から売る気はなかったので、即フルリフォームして貸家にしました。

長年の歳月、貸家として頑張ってくれました。

その間に他国籍所有の道路は日本国の市道に変わり、なんと融雪装置つきに。ドン付きだった道路はどーーんと開通。快適な環境に生まれ変わりました。

状況が激変したのは、買い取って15年後くらいの出来事でした。

物件そのものを調査せずに買い取ったのは私なりの根拠があったから。

当時30代の私は、いずれこうなるだろうと予想していたんです。超ハイリスクですが、個別株予想と同じですね。

好転するかしないか、まさにギャンブルですが、おそらくそうなるだろうという片鱗は私には見えていた。

10~20%のわずかな希望に賭けたんです。

株も不動産も投資は自己責任。この物件ではたまたま予想がズバリ当たりましたが、10~20倍は簡単に想像していました。

私はこれまで購入した不動産投資で負けたことは一度もありません。プロとして不動産を理解しているからです。

結果40倍~利益がでましたが、投資とはこういうもんです。

不動産は、住むためだけに買うのか、家族の資産として買うのか、投資半分で買うのか、投資100%で買うのか、それにより考え方、計算方法、時には生活の仕方まで違ってきます。


昨今では、メルカリを代表するように、古いものにも価値ある時代です。

特に若者たちからリサイクル、再販、投資に非常に熱い注目が集まっています。

どちらかというと、投資で騙されるのは中高年以上の昔の金銭感覚を拭い去れない時代の方です。

バブルを経験した世代、高いものに価値があると思い込んでいる傾向がありますね。

時代は本当に変わっています。生活にに対する考え方、投資についての考え方、若い方の考え方は聞いていてとても楽しいです。

全ての物に対する考え方が「投資目線」で、そこまでか!!ってほど、計画性がありますね。

仲のいい若い地元ハウスメーカー社長さんも投資には相当力を入れておられます。


今弊社で売り出し中の物件の中で、投資向きな物件が一件あります。

角度を変えてみると、なるほど頷けます。

実は、世間では投資と言えばこれ!っていう代表的なものも、私は絶対に勧めていません。ウソの利回りで騙される投資初心者も多発していますからね。

投資はマネーゲームですが、お金に目がくらむと失敗します笑。

マイホームはある程度綺麗で住めればいいという方、子供に残す不動産をお考えの方、利益を追求する方は、ご相談ください。