どのような家族構成かによって結果は違いますが、節約を徹底した行動をとれるならば、シャワー派が断然節約できると思います。

1坪タイプのユニットバスの浴槽にお湯をはると、200Lの湯量設定が一般的。浴槽のお湯以外にシャワーで洗髪、身体を洗うお湯分が追加されます。

シャワーで200Lを使うとなると、ざっくり17分以上シャワーを出しっぱなしにすることになります。

みなさんはシャワーに何分かけてますか?

私は10分以内で終わります。早ければ5分。その間シャワーを出しっぱなしにしているかというと、頭や体を洗っている間は、シャワーを止めています。

シャワーを使っている時間は実質5分以内。100Lも使っていない計算になります。

じゃぁ17分以上シャワーを使う人ってどんな人?身だしなみを気にしだす年頃、小学高学年~学生の間、ロングヘアの方です。

昔から長湯といえば女性でしたが、昨今では、男性も身だしなみはめちゃくちゃ気にします。浴槽につかっているだけならいいですが、プラス綺麗なシャワーのお湯を使うとなると、水道光熱費は倍かかりますね。

シャワーだけだと、冬は浴室内が寒すぎる、ヒートショックが心配になります。お湯につかりたい方も多いです。

しかし、今の浴室は暖房つきが主流。氷点下の冬でも、暖房を1分前にオンしておけば、寒さも気にせずにシャワーだけでも快適です。

シャワー前の1分だけ浴室を温めるなら、暖房代もほぼかからないに等しく、やっぱりシャワーが断然お得です。

我が家も数年前までは、毎日湯舟につかっていましたが、今では、年間を通して数回しか浴槽を使用しません。正直浴槽が邪魔なくらいです。

使わないのに掃除はしないといけないので、シャワー室だけで十分だなと思いますね。

日本はお湯につかる文化が定着しているように感じますが、昨今の若者はほぼシャワーのみ。

シャワーをさらに節約するには、泡で洗っている時はシャワーを止める、さらにはシャワーヘッドを節水タイプに取り換える。

節水タイプに替えただけで、毎月1000~2000円くらい水道代が下がりました。ヘッドはピンキリですが安いものなら2000円~、美肌効果などの人気の物は20000円前後、すぐに元をとれるので、交換がお勧めですね。

電気代、その他色々なものの価格が上がっていますが、実はまだまだ節約できるところはあります。

水道代を水道代のみで節約カバーしようとすると、水を使わないという選択になりますが、その他の固定費で節約することもひとつです。

快適な暮らしをするにも工夫は必須、今まで当たり前にのように使用していたものを見直すだけで、年間5万でも10万でも節約は可能です。

例えば無駄な掃除をやめるとか、毎日やってる掃除を2日に1回に減らすと、水道代も電気代も2分の1になったり、洗剤も2分の1になります。

汚くない?無駄な掃除ってあるの?と思われますが、浴室では、入浴後周囲に飛び散った泡を水でサッと流す、壁の水滴をスクレイピングするだけで、カビ予防になったりします。

床や、コーキング部分の柔らかい部分なんか、毎日ゴシゴシしすぎるとかえって傷になり、カビが生えやすくなったりします。1か月に1回、お風呂の燻煙剤をするだけで、掃除回数が減り、掃除で使う水も減ります。

面倒な掃除もしなくていいし、水道電気代も節約になります。

あと、浴室内に極力物を置かないのが主流になってきています。お客様でも、浴室の鏡の下の棚を外している方は多いです。

掃除するのが面倒なのが一番の理由ですが、シャンプーなどのボトル内にシャワーの水が入るのを避けたい、雑菌増殖を抑える目的もあります。

賢く掃除を減らして、節約に繋げてみてくださいね!