買取契約を交わしてから、約2年。ようやく決済を終えました。
2年?さすがに3年は経っていないと思います笑。
お買取りの契約を交わしたのは、確か2020年だったはず。
私が買い取って以降も、その物件に住み続けておられました。
というか、住み続けていいよと、期間限定でもないですが、住み続けることを許可しました。
色々事情のあるご家庭だったので、私の悪い癖が発動。
経営者としてはどうなのか、失格だろう...いつも自問していますが、可哀想になってしまい、ついついギャンブルのようなことやっちゃいます。
私には多大なリスクしかないです。ギャンブルって言葉がピッタリです。
通常はこんな事絶対にしませんよ。
お客様も「こんな事ってあるんですか...?」と不思議そうに質問してこられたのを、昨日のように思い出します。
たった一つの取り決め事項だけで繋がっていた契約です。
私も、真実共に自分の所有物になるのか?半信半疑で過ごした数年間でした。でも、私もバカじゃないんで、お客様の素直さ優しさを十分理解した上でのご契約でした。
なに?その根拠のない判断!一番ヤバいやつだって? 私=バカ確定です笑
誰だってそうだと思うんですが、困った人にむちゃくちゃ相談されると、私なんか断れないタイプなんです。こう見えてもね笑。
もちろん、私に全くメリットが無いのなら引き受けられません。可哀想だからと、ただで数百万円も渡すバカはいませんからね。
とはいえ本件はギャンブル性が強く、私にとってもマイナスになるかもしれない。不動産って株に似ているのでマイナスだってありますからね。
この業界で35年、慣れとは恐ろしいものです笑。ちょっとやそっとでは凹みません。
最終的に、近隣周辺との関係など綺麗に整理して引っ越ししたいとお願いされ、さらに居住延期笑。
ここまで来たら、一か月二か月伸びたところで屁みたいなもんでしょう? 違うか。。。
親身なのか、単にバカなのか?どっちでしょうか?笑
とにかく、いろんな意味でご家族の安全を守れたことが、私にとっても心のプラスになりました。小さな小さな社会貢献。いい経験でいた。
お気軽に『窪多』まで