常々学歴などクソ派な私はコロナ禍でそれを益々強く思います

私が大学進学から就職した30年前頃は

企業に大学卒が持てはやされた時代

兄達も大学進学していたのもあり進学は当たり前と疑いませんでした

しかし大学時代はバイトに遊び卒業するためだけに勉強する日々でした

テスト用の知識だけ詰め込んだ学歴だけ

応用力行動力のない人間が大量生産されました

未だに企業は学歴採用していますが『までの人』を目の当たりにし

人事採用に漸くわずかながら変化がでてきたように感じます

私の息子は北京の有名大学に留学していたのですが

就職活動では驚くほどに企業からオファーが殺到しました

国内外3000社以上です 誰もが知る有名企業からでした

全部学歴大学名からのオファーに他なりません

短期留学ではなく2年間の長期留学がそうさせたのか?

息子の友人達も息子を見てよくある短期留学をしましたが

オファーが殺到するなど程遠いようでした

これが約8年前の出来事 世の中はクソだなとあらためて思っていました(笑)

国立大卒の友人らのオファー数を聞くと5社もない時代

息子はなぜ自分にオファーを出したのか?と必ず質問しました

企業の答えは行動力を評価したというものでした

確かに息子の行動力は幼い頃から半端なく怖いもの知らずではあります

この留学は息子にとって人として更に大きく成長できた経験でした

就職に関わらず日本を外から見る事ができ現実を知る

ネット情報では到底知れない実体験

とてもいい経験だったと本人も私達も思っています

そんな息子は大企業に興味が持てず地元の中企業に就職

今は息子がいないと会社が回らないほどまで成長し頑張っています

反対に親族に悲しいくらいに『までの人』がいます

大企業に就職しましたが出世などできるわけもなく。。。

言われたことはこなしますが一つ先の事も気が付かない人間です

企業は難関の有資格者ということだけで雇用を続けているのでしょう

こういう人は実は世の中たくさんいると思いますが

働く場所選択を間違ったのだと思います

自分の学歴や資格を持ち出し出世できないことに文句を言っていますが

私からすればよく解雇されないなと感心するくらいのものです

しかし『までの人』と言われてしまうのは選択を間違ったからで

までの人でもいきいきと活躍できる場は必ずあると思うのです

大企業に就職することが全てだった過去の時代は終わりました

自分の特性を生かした仕事をすることで

より充実した楽しい人生が送れるのではないでしょうか