不動産取引で失敗しやすい人です。

一人で何でもできてしまう人は、何でもやってのけよう!やってみたい!と好奇心や行動力がスゴイ!それはとても素晴らしい事です。

ただ、不動産取引はプロに任せたほうが無難です。

契約は絶対に任せたほうがいいです。隣の人に土地を売る際なんか、隣同士、気心も知れ契約書もなしで取引しちゃうんですが、契約書のつめが甘く、後々大喧嘩、裁判沙汰はよくある話。

その他、細かい手続きなど、私達業者に相談しながら進めないと、とんでもない失敗、損をする事になったり。。。

よくあることですが、住宅ローン審査になんの準備もせずに行くと大概失敗します。審査に通過、合格はできたとしても、他の取り決めで実際は損してることがあります。合格したことで浮かれ、大損に気づいていない場合が多いです。

別の話ですが数年前の話、ある頭のいい方が介護相続系の裁判をご自分一人でやってしまい、結果負けました。相続に不動産が絡んでいたので、私に救いの相談に来られたのですが、時すでに遅し。

ご自分は頭がいいので弁護士もつけず、ネット情報を持って独学で、一方のご兄弟は何もわからないからと弁護士をつけ争っていました。内容を聞くと心情的に私のお客様に勝ってほしい争いでしたが、当然ですが、弁護士チームが勝ちます。

私が代わりに弁護士と戦うことになったのですが、既に崖っぷち、どうにもならなくなってからの相談だったので、私も打つ手はありませんでした。

相手弁護士には情に訴え、最後は私の言い分を随分聞き入れてくれ、なぜか仲良くなり笑、私の健闘ぶりをほめてもらえました。。。負けはしたものの依頼者の負担も最小限で終えました。結局プロ同士、内々に落としどころで決着。素人では思いもつかない最良の方法はプロにはあるのです。

ネットで何でも調べられるから、難しい文章も理解できてしまうが故に、頭のいい人は失敗しやすいのです。失敗しても1万2万ならいいですが、その方は1500万円以上損しました。

弁護士と争うなんか、丸腰で撃たれに行くようなもの。スキだらけで即死です。

もちはもち屋。争いは弁護士。不動産取引は不動産屋です。

どの業界もプロに勝るものはないのです。もちろん本物のプロ限定ですが笑。

知識の無い自称プロは上っ面だけなので、少し接すれば見破れるのでまだいいとして、知識を持った悪意のプロもいます。これは要注意。何社も見てきました。皆さんが見ているアットホームサイトの中にも潜んでいますよ...。

彼らの共通点は物腰が低いこと。なんやそれ!いい人やん!!見分けがつきにくいので要注意。巷にいる詐欺って全部そんなもんですよね。

不動産売買では、失敗した際の損害は大きいです。知識ある不動産会社、まともな担当者にご相談されることをお勧めします。